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会社への正式報告 〜 子宮筋腫のこと Part 13

こんばんは、はにーです。

昨日、会社の近くで仲良しガールズとランチをしました。
久々に会社の最寄り駅まで電車で行きましたが、問題無く移動出来たので、再来週の職場復帰に対して自信が出て来ました!
でもラッシュ時の銀座線は殺人的混雑なので、それを避けてしばらくは通勤したいです…
お腹のキズが心配です。

さて、今日も子宮筋腫の話の続きです。

手術の種類と日程が決まったことで、3月初旬に会社に対して正式に「お休みをいただく期間」の相談をしました。
私の上司には通院を始めた時から都度状況を報告しており、上司からその上の部門長には報告をしてもらっていました。
手術を受ける時期についても事前に相談していたので問題は無いと分かっていましたが、それでも正式にお休みする期間について、上司と部門長の3者で面談をしました。

主治医の先生と手術について話をした際、どれくらい会社を休む必要があるかを確認したところ
「可能であれば1ヶ月お休みをしたら?
短い人は3週間くらいのお休みで復帰予定にしているけれども、そういう人に限って術後色々あってお休み期間が延びているし。」
とアドバイスされました。
カレンダーを見ながら先生と相談した結果、私の手術予定日は木曜日なので、そこから約1ヶ月後の週明け月曜日を復帰予定の日にすることにしました。

上司と部門長との面談の場で自分のスケジュール帳を見せながら、手術の日がいつで入院期間がいつ、そして先生と決めた仕事への復帰予定日がいつなのかを説明しました。
それに加えてどのような手術になるのか(開腹手術で、子宮筋腫のみを取り出す手術)も説明しました。
その結果、1ヶ月のお休みについてはチームとしては問題ないけれども、どのように休むのか(有給休暇を使うのか、それとも欠勤扱いにするのかなど)を一度HR(人事部)を入れて話をしよう、ということになりました。

その数日後、今度はHRの担当者も入れて4者面談を行いました。
事前に手術を受ける予定があり入院すること、そして1ヶ月程度お休みをいただく予定だということはざっくりとHRの担当者に伝えてあったので、話はスムーズに進みました。
結論として、会社から毎年数日付与される「傷病休暇」をまず使い、次に前年度の有給休暇の残りを使い、それで足りない分は「私傷病欠勤」として無給のお休み扱いにすることに決まりました。
年度が変わってすぐの段階で、その年の有給休暇を沢山使ってしまうとその後休みたくても休めない状況になってしまうので、新年度分の有休は使わず私傷病欠勤の方が良いのでは?と部門長が強く勧めてくれたためです。
私としては病気の治療のためとはいえ1ヶ月もお休みをいただくので、有休が無くなってしまうのは覚悟していたのですが、それを残せる形で話を進めてもらえ、非常に助かりました。
しかも私傷病欠勤でも、3日間の待機期間以降は保険組合から「傷病手当金」が出るそうです。
いつものお給料の2/3の金額ですが、それでも助かります。

その後、HRの担当者から「高額療養費の限度額適用認定証」についての説明がありました。
担当者が健康保険組合のウェブサイトに掲載されている説明をプリントアウトしてきてくれたので、それを見ながら説明を聞きました。
この限度額適用認定証を事前に入手していると、病院の窓口での支払いを「自己負担限度額」までに出来るそうです。
この「自己負担限度額」は収入に応じて変わります。
説明を聞いていて気付いたのですが、月をまたいだ入院だと損をしますね。
この「自己負担限度額」は診療月単位なので、例えば私の入院が4月末から5月頭までにかけてだった場合は、自己負担限度額に両方の月で到達せず、この制度が適用されなかったと思います。
何も知らずに運良く月をまたがない入院日程を選んで良かったです。
同席していた上司たちも
「こんな制度があるんだ。 知らなかった。」
と言っていたので、入院をしたことがある人やHRの担当者以外にはあまり知られていない制度のようです。
それはさておき、説明に加えてこの「限度額適用申請証」の申請用紙を担当者が準備していてくれたので、それを早急に提出することにし、HRとの面談を終えました。

この申請用紙の記入は簡単だったのですが、困ったのが印鑑がいること!
私の勤務先は外資系なので、書類に捺印をすることは滅多にありません。
全部サインで済ませます。
しかも私は会社では旧姓を使っているので、保険証に書かれている今の名字の印鑑は自宅にしか無く、せっかく張り切ってデスクに戻って書き始めた申請書は一度家に持ち帰ることになりました。

こうやって会社への相談と報告、諸々の手続きは済みましたが、あとは自分のチームのメンバーにどうやって1ヶ月休むことを伝えるかで悩みました。
通院のためにフレックスを使ったり、貧血で具合が悪くてお休みをもらったりしていたので、みんな薄々私の体調が良くないことは知っています。
でも1ヶ月も休むなんて、きっと「予想外」だろうなーと。
ただ他の人に知れる前に自分の部下のみんなには知っておいて欲しかったので、上司が部門全体に「はにーさんが1ヶ月お休みします」というアナウンスを出す前、チームミーテイングの際に話をしました。
フツーに定例のチームミーティングを行い、最後に
「実は病気の治療のために手術を受けます。 入院と自宅療養で4月中旬から1ヶ月お休みします!」
と宣言しました。
みんな、唖然。
でも私の上司が私の不在中はみんなの直属の上司として報告・相談の相手になってくれること、私の担当している案件は全て私の上司が担当するのでみんなには迷惑を掛けることはほぼ無いことを説明し、安心してもらいました。

ミーティング後、チームのひとりからこんな内容のメールをもらいました。
「はにーさん、貧血で具合が悪いことが多く、本当に心配していました。
チームのことは心配せず、治療に専念してください。
みんなで協力すれば問題なく業務は進められるので、はにーさんはご自分の体のことだけ考えてくださいね。
早く元気になってください!」
自分でいつも「至らない上司だな」と思っている私にこんなに優しい言葉をかけてくれる部下がいることを、本当に幸せだと思いました。
また上司も部門長も私の病気のことを良く理解してくれ、色々と協力してくださり、とても助かりました。
理解ある上長と、優しいチームメンバーたちに恵まれ、私はとても幸せだと思います。
by aipooh55 | 2013-05-10 18:54 | 子宮筋腫
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